永遠の0を観てきた
 妻が前売り券を購入しておいてくれて、さらに座席指定までやってくれたので、近所のシネコンに行って観てきた。

 一昨年だったかな、役所広司さん主演の山本五十六に比べると、CGや考証が格段に進歩してますなー。
 まぁ、物語は架空も含まれるので、その感想は避けますが、お決まりの戦争考証をしますと…。

 赤城、いやー、感動モノです。すごい迫力。で、真珠湾攻撃時にはなかった甲板の日の丸が、ミッドウェイではちゃんと描かれている! これだけでも、ちゃんと考証してるなー、と感心されられます。
 物語後半ごろ、P51に追い掛け回されるシーン、12.7mmの薬莢がビシバシ吐き出される。この細部にこだわる演出、すげーなー。
 ただ、まぁ、架空の物語だから、あんまし突っ込むのもなんなんだが、赤城が真珠湾作戦後横須賀に入港…、で、赤城乗組員は上陸を許されて、横浜に行くことも可能でしょうが、母艦機の搭乗員は…?母艦機は母艦が入港する前、地上基地へ移動するはず。赤城の場合、九州の基地に母艦機は移動、な筈だが。
 きっと厚木に移動したか、母艦機が飛ばなかったか、どっちかだな。

 俳優陣も豪華だったが、田中泯さんの演技には引き込まれました。

 物語の内容は賛否両論あるみたいですねー、そこについては先にも書いた通りコメントを避けますが、まぁ、涙もろい私が、泣くことはありませんでした。
 ただ、いい席過ぎて大迫力、どうやら映画酔いみたいな状態になり、帰りは目が回りながら歩き、半日家で寝る羽目になってしまった…。折角の年末年始休暇が、ああもったいない。 

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