映画山本五十六

2011年12月29日 映画
 観て参りました。
 え?東武鉄道のフェスタ報告?すいません、後日・・・。

 まだ観ていない人のためにストーリ云々は控えますが、戦争考証を。

 史実での零戦(零式艦上戦闘機)は、無線機の調子悪く、ほとんどの搭乗員が外していた(重くなるし)。
 しかし、劇中では無線機で連絡し放題。陸軍機じゃあるまいし・・・。

 ミッドウェー海戦で、敵空母発見の報告が赤城艦橋になされたが、普通電文の後に時間が付け加えられるよねぇ(例えば・・・、敵空母発見、どこどこの位置、旗艦からの方位何度、「ヒトフタマルゴ」)。それが無いのは、ちょっと・・・。

 同じくミッドウェー海戦で、飛龍の最後、山口多門少将が艦と運命を伴にするが、あれ?お一人っすか?飛龍艦長加来止男大佐も一緒に月を眺めて、味方駆逐艦により処分される・・・、筈。

 同じくミッドウェー海戦で、日本空母は、敵空母との誤認を避けるため、艦首付近の甲板に日の丸を描いていたはず(珊瑚海海戦の教訓)だが、それが無い。

 などなど。
 全体的にはCGもよくできておりましたが、太平洋戦争ヲタとしては、細かい描写の不備に目が行ってしまうのよねぇ・・・。
 役所さん、かっこよかったっす♪
 でも、私の中の山本五十六は、トラ!トラ!トラ!の山村さんですね。

 そうそう、映画館では、高齢の方が多かった、とゆーか、ほとんどそうでしたね。若いのは私ぐらい(えー、高齢の方に比較して「若い」という意味です)(笑)。

コメント